毎日購聴している、とある尊敬する経営者の方の有料の音声配信があるのだが、そこで今日は『最高の人間関係の見抜き方』という話題が提供されていた。

ビジョナリーカンパニー』という経営者なら誰もが薦めると言われている本の原点になったという『ビジョナリー・カンパニーZERO』からの引用なので、もしかしたらすでに知っている方も多いかもしれない。

その中に書かれている質問で、ビジネスにおいて「お互いに信頼し合える最高の人間関係をつくれているかを見抜くたったひとつの質問」というのがあると紹介されていた。

その質問とは、「2人の人間関係において得をしているのはどちらですか?」というものである。

第三者にこう質問されたとき、お互いに

「得をしているのは自分の方だ。」

「私の方が相手にgiveをしてもらっている」

と答えられるのが、真に信頼し合っている良い人間関係だという。

皆さんは、そのような相手が思いつくだろうか?

私は、とあるビジネスパートナーの顔が即座に浮かんで、

「週明けの月曜の朝一から、暇人だね。」と言われても仕方ないが、

居ても立っても居られなくてつい連絡をしてしまった、という訳だ。

その方とは以前から、まさかだと思ったが、お互いが自らの方がより得していると感じ、与えるよりも多く相手から与えてもらっていると感じていることが過去話した中でも何度かあり驚きだった。

自分が何か特別なことをしている自覚はないが、自然とお互いにそう想いあえているのはなんと幸せなことだろう。

この質問の裏側にある背景を考えるとあらためて深い問いだなぁと思って、身内の話であまり有益ではないかもしれないが、朝から大きな気づきを得たので忘れないうちにブログに書き溜めておきたいと思い、筆をとった。

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この記事を書いた人

ヒカリノアトリエの中の人

三度の飯より、旅が好き。
旅と写真と文章をこよなく愛しています。